圧巻の書。
信田さよ子氏の「よい母になろうとしてなぜ虐待が起きるのか?それに答える圧巻の書」
という帯びの文句を、
少し大げさではないかと感じながら本書を手に取りました。

しかし、
それは決して煽り文句などではなく、
真実でした。

文字通り、
「圧巻の書」です。


この事件が発覚した2010年7月からずっと、
何があったのか?
母親である彼女は何故そんな事をしたのか?彼女はどういう人でどんな背景を持つ人なのか?
という疑問を持ちながら報道される情報や裁判の経過を見て来ました。

でも、
納得できる結論は導き出せず理解もできませんでした。

その答えが、
本書にはあります。


彼女が頑なに、
「殺意はなかった」と主張し続けた事。

彼女がそう言う理由は、
感覚的には理解できてはいたものの
「なぜ?」という思いが強かった。

でも本書を読んでやはりそうだったのかと、
そういう事だったのかと腑に落ちました。


懲役30年。
このセンセーショナルな量刑に世間は溜飲を下げましたが
果たしてそれは、
孤独と恐怖と飢えの中、
死んで行くしかなかった3歳の女の子と1歳9ケ月の男の子を、

弔う事になったのでしょうか?

以下はこの事件に対する私見になりますが
亡くなった2人の子供の幸せを望み、
守ってあげられる大人は
結局、
誰1人としていなかったという事なのだと思います。

母親以外の家族である、
祖父母4人と子供の父親、
この5人全員に行動する力も意思もなかった。

結果として、
惨い結果を招いた。

母親の浮気を重罪として断罪し、
その罪を2人の子供にまで背負わせる事で
「何もなかった事にした。

そういう事なのだと思います。

妻の、
嫁の、
娘の、
罪を問う前に5人にはすべき事があったはずです。

2人の子供の幸せをどう守るべきか考える事。


子供と3人だけになった後、
助けを求める能力のない彼女が、
かろうじて出した行政へのSOSも
組織の仕組みの複雑さと、
マンパワー不足によって
ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)

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