合意形成が苦手な日本人のために
日本人にはわびさびというのか、
いちいち言葉にせず非言語で合意ができる良い文化はあるものの、
スピードが早くグローバル社会との繋がりが強くなった今の時代では、
決定事項をあいまいにしてしまう習慣は、
日本人の悪い癖の1つと言いきって良いように思う。


ビジネスの現場でもよくあるが、
誰と合意すべきなのか?何を合意をするべきか?を何となく確認したことにしてしまい、
こちらは言ったつもりでも相手はそうではないということは多分にある。


僕自分はできていると思いつつも、
学問として学んでみたいという興味から、
”合意形成”というサブタイトルにひかれて読んでみることにした。


前半の2章は、
交渉の概要と方法論の分類で、
72ページの表だけみれば理解できてしまうほど、
重要な内容はなく3章以降の本題を読むための意識あわせと言った感じ。

(にしてはページを裂きすぎている感がある)
3章以降は急にギアチェンジし、
著者の語りたいことがもりもりと出てくる。


著者は、
おそらくビジネスとして使う経済合理性を最優先とした交渉学の本というよりも、
よりよい社会を形成していくために自分たち国民の1人1人が直接の利害関係者として、
政治や社会システムの構築に参加することを期待してこの本を書いたのだと思う。

その姿勢は非常に素晴らしいと思う。


事例を盛り込んでいて読み物としては面白いのだけれど、
”交渉学”・”合意形成”をタイトルにしているのだから、
1:1交渉と他者間交渉という分類で全てを説明するのではなく、
それぞれをさらに分類・体系化しながら、
力点や落とし穴などを盛り込んで、
独自の理論でもかまわないので読み物で終わらせるのではなく、
使えるモノとして欲しかった。


必要のない会話風の例え話はあるものの、
言葉の定義や表の使い方は比較的丁寧でわかりやすく好感が持てる。


次の著書にも期待したい。
(by otowa@<おとなの社会科>)
実践!交渉学 いかに合意形成を図るか (ちくま新書)

その他の感想

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特別に面白い作品はないですが、細かい部分で楽しめます
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cd
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