心が躍る冷えっぷり！…板一枚ですが、何か（笑）。

　代理店のレガシー商品ページからも姿を消したコルセアのH70という厚型120ｍｍ角の水冷一体ユニットと組み合わせて
試すことにしました。
水冷ユニットはポンプ部分が四角のものは見るからに付きませんし、
丸形でもタイプがあるようなので
対応表の他、
水冷ユニット自体の製品マニュアル等で、
しっかり形を確認しておいたほうが良いでしょう。

　グラフィックボード本体への取り付けは、
ややねじが短く苦労しましたが、
バックプレートの緩衝材がスポンジゴムなの
で、
壊れない程度に押し込みつつ固定すれば、
セットされているもので十分付きます。


　さすが汎用製品なだけに、
付くことは付くのですが、
１つ１つ考えながら組まないと地雷を踏みそうな感じです。
製品の欠陥
という意味ではなく、
汎用品なりのマニュアルの説明不足によるものです。

　問題は、
普通の社外VGAクーラーには常識的についてくるVGAメモリや盤上のチップ類のための後付けヒートシンクが一切付属
せず、
これは寸法を測りつつ自分で調達し、
設置しなければなりません。
また、
ボード上のコアダイの高さが低いタイプのものは、

クーラーとの間に銅などのスペーサーが必要な場合があります。
付属していない部品も、
付いてないからといって不要とは限らな
いということです。

　もし、
どうしても使いたいが不安があるという方は他社の通常のVGAクーラーのマニュアル等をダウンロードして、
自分のVGAに
汎用クーラーをマッチさせるのにどのようなパーツが必要か知るのもひとつの手です。

　
　トータル的には出費もかさむし、
手間もかかる。
ので、
星は一つマイナス。
ただ、
こんなシンプルなキットでVGAを水冷化
できるって聞いたら、
やってみたくなりますよね。
反則に近いものがあります(笑)。


H26年5/18追記…取り付け完了！コルセアのH70は、
ホースが旧式の硬いジャバラ型のため取り回しに苦労しました。
また、
簡易
水冷はホースの長さが決まっているので、
ホースの取り回しと合わせ、
取り付け場所の制限が否応なしにあります。