沢木耕太郎、新連載 (^o^)
 第2特集といえる枠で、
沢木さんの新作ノンフィクションが始まりました。

 沢木さんが発表したいくつもの短篇から、
ボクサーの魅力に引きずり込まれました。
久しくボクシングについては書いてらっしゃらなかったと思うのですが、
またボクシングをテーマに筆をとってくれるとは。
しかもカシアス新章と言える内容です。


 特集は、
沢木さんの書下ろし「海岸」(18ページ!)とカメラマン・内藤利朗さんの追悼の2本柱でしょうか。
利朗さんの追悼特集は、
『カシアス』刊行時のイベントや対談、
カシアス内藤の息子・内藤律樹フォトドキュメント、
利朗さん葬儀での沢木さんの弔辞などが入り組んでいて、
これまでの経緯に詳しいほうが混乱するかも。

 70年代から続いている物語ですが、
各記事の導入文をたよりにそれぞれ単独の読み物として楽しむことができるので、
時系列に理解する必要はありません。
物語を締めくくる利朗さんの奥様のことばの素晴らしいことといったら。


 前知識は、
カシアス内藤というボクサーを描いた『一瞬の夏』という沢木さんの作品があること、
彼らの伴走者として内藤利朗さんというカメラマンがいたということ、
ぐらいで十分かと。
順調なだけではない、
けっこうグダグダでゴタゴタしている人物の魅力、
人生の魅力を味わえました。
前知識がある人にとっては、
ページをめくるスピードがとても遅くなる特集です。
というのは、
「あの時自分はーー」っていうやつに襲われるため。
40数年生きてきて、
沢木さんの物語が血肉となっていることをしみじみと感じました。


 最後に。
『一瞬の夏』を未読の方は、
こちらの「海岸」を先にお読みになることをお勧めします。
「海岸」の最後の一文を読み終えてから『クレイになれなかった男』(『敗れざる者』所収)、
『一瞬の夏』の世界に触れるのは、
既読の読者とは異なる格別の味わいを手にすることができるかと思います。
そして利朗さんの愛情あふれる『カシアス』を楽しんでください。
あー、
うらやましい。
Coyote No.52 ◆ ノースショアに暮らす

その他の感想

アザラシ好きのお子さんと一緒に
幅広甲高5Eでも大丈夫!
うん、グレー色だ(笑)
少し錠剤の大きさが・・・
ようやく購入しました
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Z会らしい最強硬派古文問題集
参考になります。使えます。買ってよかった。
食べたいときにいつでも。
安いのに高品質にビックリ
緩急織り交ぜた構成に感謝
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外伝ばかり読んでいると
思ったより暖かです。
少し値上がりしました
あまりに盛り込みすぎ
色味も写真通り。
キレイな色!
USB接続に注意が必要
ゼラチンが・・・・
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO用に購入
流石アディダス
売れている理由がわかる
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