「続・冒険に出よう？」CEOになりたい！目立ちたい！注目されたい！的な感じ・・・

著者が自分の居場所を自らの力で見つけ、
活き活きと
しているのは良い。
だが、
何故か釈然としない。

あの伝説？のビジネス本「冒険に出よう」と似ているのだ。


著者の書籍や各メディアでの主張を拝見すると自社のサービスに
関する哲学や理念／戦略より、
自分（著者）が「どう映ってるか？」
「輝いているか？」「目立っているか？」というだけにしか見えない気がします。

とは言え、
それがセルフブランディング的に自社サービスに良い影響があれば、

いいと思いますが、
著者のサービスはまだ大成功しているわけではなく、

これからどうなるかは正直わかりません。
（Webサービス自体は期待しています）

実際、
話とか聞いてみると、
この手の起業家に多いジョブズ語録の引用や、

相手に伝わっているかどうか分からないカタカナの多用、
プレゼンで話す開発の話なんかは、

オライリーやWEB+DB PRESS plus等の技術本やIT系メディア記事などで読む話と
そんなに変わらないし、
何か特徴があるのかといえば、
特には無い。


プレゼンも、
お世辞にも上手とは言えない。
でも、
本人は気持ちよさそうに熱く語っている。

著者は自己陶酔タイプなんだなと思いました。

勿論、
書いてあることには同意できる部分はあるし、
努力や信念（野心？）は凄いなと感心しますが、

ワクワク感やココロオドルとかは全くありません。
むしろ、
平常心で読みました。

正直申せば「こうはなりたくない！」という気持ちです。

客観的に見てると、
この方は起業家としてメディアに登場し、
人々の前で語っていることが、

生きがいなんだなとすごく思います。
人々から注目されていることに、
ワクワク感やココロオドル感が
ある。
そういう意味なら、
本書の内容は納得です。


本書の内容は、
スタートアップ界隈、
ソーシャルメディア界隈、

アプリヒットの開発秘話系のビジネス本と殆ど同じで、
これら散々読んできた為か、

言葉悪いが「またか・・・」と申し訳ないが思ってしまった。