せっかくの初心者用ハンドブックが….
わずかに早く出版された、
田代櫂氏の秀作「リヒャルト・シュトラウス:鳴り響く落日」では、
主に作曲家の私的生活を紹介していた。
一方、
本書の主題は公的生活である。
但しナチスとの関わりは最小限に留められ、
ほぼ創作との関連でのみ議論が進む。


要領よくまとまっている。
しかし何となく物足りない。


まず、
情報の質の問題。
優れた点は当然ある。
同時代人の評価など、
本書で初めて知る情報は多い。
また私は数ヶ月前「ダフネ」「アラベラ」「カプリッチョ」を何日も繰り返し聴いていて、
次第に嘔気を催す経験をした。
みな「ばらの騎士」の二番煎じだ、
と悟ってしまったのだ。
本書ではこの点を含めて、
彼の音楽の弱点を明快に指摘している。
本書への私の不満は、
記載事項に重複が(実に)多いこと、
また、
技術論の偏重である。
作曲技法を論じることは否定しない。
しかし吉田秀和氏の文章と違い、
より深い鑑賞に資する必然性が感じられない。
しかもこれが譜例の呈示もなく延々と行われる。
私には何が何やら。
とりわけ、
個々の作品を解説しない「作品篇」。
ふつうの読者のニーズと、
大きく乖離するのではないか。


次に事実関係。
私は一カ所の過ちで全体を否定するような、
愚かな議論はしたくない。
けれど偶々先日「サロメ」を読んだから気になる。
戯曲「サロメ」の出版は1893年だ (1891年ではない)。
また本作は、
確かに当初、
サラ・ベルナールを主役として準備されたが、
検閲により禁止された。
ここで自信たっぷりに(?)「サラ・ベルナールの十八番で」と書く根拠は何か (p.115)。
彼女の上演記録は、
私には確認できなかったのだ。
内容についても、
サロメのヨカナーンへの「激しい憎悪」(p.226)など、
どう読んでも出てこないし、
サロメは七つのヴェールを脱いでも裸にはならない (p.227)。
筆者は「サロメ」を読んでいないのではないか、
と疑う。
こうした過誤は、
本当にここだけだろうか。
リヒャルト・シュトラウス (作曲家 人と作品)

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