「サイバーパンク」と聞いて、期待しすぎた私が悪かったのですね。
 『30年目のサイバーパンク』だって? それではサイバーパンクはあれから(『ニューロマンサー』刊行から)、
まるで「30年間」続いてきたかのようではないか。
わざわざB・スターリングが「サイバーパンク終結宣言」した意味なんてないかのよう。

 まあ、
確かに過去にSFマガジン1999年6月号で『サイバーパンクの90年代的展開』という特集を組んだこともある。
だが、
そこではサイバーパンク小説が掲載されているというよりも、
「ポスト・サイバーパンク」の作品が掲載されてあった、
なんていったって「90年代的展開」なのだから。

 さて、
この11月号を読んで、
作品の質自体は悪くない、
いや平均点を超えている。
だが、
あのサイバーパンク真っ盛りの80年代にそもそも、
W・ギブスンから「ガジェットやら何やらをただサイバーパンクから借り受けただけの…」として非難されていた”ウォルター・ジョン・ウィリアムズ”の作品が冒頭から掲載されているとあっては、
ただただ違和感を感じる。

 だから『30年目のサイバーパンク』じゃないでしょ…! サイバーパンクという一つの潮流が過ぎ、
ポスト・サイバーパンク(ポストモダンと言う時の「ポスト」)の言わば、
ディアスポラ的散逸があった。
で、
現在は、
というとW・ギブスンもB・スターリングも作品を書き続けている。
だから「サイバーパンク」という言葉は修辞学的旗印としてしか機能してないのでは?
 Cワードの名の下にギブスンの『ヴァーチャル・ライト』が『ニンジャスレイヤー』と同じ平面で扱われることは許されるのか(確かに『ニンジャスレイヤー』も面白いし、
十分笑えるが)。

 「Cワード/サイバーパンク」というものにいたくジャック・インして青春時代を過ごした私は、
この度のSFマガジン11月号の特集「30年目のサイバーパンク」なるものに、
実は「約30年前の本当のサイバーパンク」として今まで意外にも訳されていない作品が編訳されて__つまり考古学的編集翻訳、
そして当時の軽い紹介がコンビニ弁当を温めるがごとく特集に組まれていたら、
どれほどそれを喜んだだろうか。
S-Fマガジン 2014年 11月号 [雑誌]

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