文章にだけイラっとこなければ内容はすばらしいとおもいます

東洋医学系、
家庭での養生。

食養生とからだへのアプローチの二本立て。


内容は大変濃いです。
薬膳をそこそこ勉強しているものなので書かれていることは理解ができましたが、

本当の意味での初心者向けではないかもしれません。

内容はわかりやすいですが　「なぜ？」「迷信？」とおもってしまうとなかなか難しいところがあります。

この本にはマクロビオティック的な食や手当て（脳出血にこんにゃく、
的な完全な迷信）は書かれておらず
鍼灸（国家試験）などの世界で確立されている話がベースになっているのでよかったです。


星を下げた理由は文章。

クロワッサン系？クーヨン系？　「~でしょう？」「してくださいな」「だって~なんだもの」
「~を思い浮かべてみて？　~な状態が思い浮かんだりしてない？」

クロワッサンとかの読者（そして多分この本の読者層とかぶる。
辰巳芳子とか好き系）には
慣れた文章かもしれませんが、
一般的にはイライラするんじゃないでしょうか。
私はもともとその手の
雑誌でもイライラしてた口なので、
ここでまたこの文体にあってしまって、
東洋医学業界の何か
共通語なのだろうか？とおもってしまいました。


それさえなければ内容は十分すぎる濃さです。