SFらしい面白さを感じさせる佳作
本作品は、
第5回(2014年)創元SF短編賞を受賞した作品。

同時受賞となった「ランドスケープと夏の定理」のレビューにも記載しましたが、
これまでだと、
「短編」の新人賞受賞作は、
受賞時に雑誌に掲載された後は、
その作家が短編を書き溜め、
一冊の本としてまとめられない限り、
広く読者の眼に触れることはありませんでした。

しかし、
そこは電子書籍の強みで、
こうした短編もひとつのコンテンツとして販売可能であり(しかも、
本書は、
100円以下という廉価)、
新しい才能に早くから触れられるようになったことは、
読者側にとっても大きな朗報です。


さて、
同時受賞の「ランドスケープと夏の定理」の面白さにつられて、
読んでみた本作品でしたが、
内容は、
「サイコダイバーもの」。

普段、
SF小説をあまり読まない私などは、
90年代に読んだ、
夢枕獏の「魔獣狩り」を思い浮かべたりしましたが、
選評にあるとおり、
現代では、
「毎度おなじみ」のものだそうです。


確かに、
ストーリー展開には、
読者を物語に引き込む巧みさがみられ、
「プロの書き手」を思わせる文章力を感じさせるものでした。


しかし、
私のようなミステリ好きの人間に言わせると、
選評にある「ミステリー系の短編小説新人賞でも問題なく受賞」というのは、
ちょっと大げさではないでしょうか。


確かに、
サイコダイビングした人間の抱える闇とは何か?という「謎の提示」はあるものの、
伏線の妙を活かしたり、
最後に意外な事実が判明したりと言ったような、
ミステリ小説の核心にまで迫っているようには思えませんでした。


そういう意味では、
SFらしい物語であった(SF小説をあまり読んでいるわけではありませんが)ように思われました。

SFとして読むなら、
面白さは格別と言えます。


以上、
SFを普段読み慣れていない人間にとっても、
なかなか楽しめる小説に仕上がっていると感じましたので、
今後の活躍への期待も込めて、
★は4つとさせていただきます。
風牙 -Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作

その他の感想

盛り沢山?
大きくてたくさん入り、後のループもいいんだけど、ショルダーベルトが貧弱です
全身に使えていい感じ
お守りに
伸縮性のあるリストストラップ
amazon kindle で本を出しただけでは売れません。インスタグラムを利用することで・・・・・・・・・・・・・
お得?
香料が強すぎ
お得&使いやすい
発送が早いです
たまや〜!
英語に自信がなくてもOKだと思います。
ひとつはこれがいいですよ
イベントで使用
現行のハンドルバーに
小説としては中途半端
レクタ-博士はやはり怖い・・・
KAT-TUNの写真が最高。
流石、パナソニックの電子レンジ、凄く気に入った。
私のお気に入り!
割烹着っぽい
非常に軽い
二台のタブレットを車内で急速充電できます 必要最低限のシンプルな形
鍵の差し込みが少しだけ渋い
あとは耐久性だけかな
Its good
大変しっかりしていてゆれにも強いです。
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