「非常に分かり易い」交渉本です

発売されたばかりのようで、
紀伊國屋でお奨め書籍として平積みされていたので思わず買いました。


高度なテクニック論をつらつらと並べているのではなく、
初心者でもすっと入っていけるような分かり易い言葉で、

かつ実務をイメージして書かれてあるので分かり易かったです。


全体の構成としては、
企業におけるコスト削減が如何に重要かという説明から、

そのための交渉ノウハウを事前準備から合意までの流れに沿って具体例も交えながら体系的に書かれてあります。


著者は外資系コンサル会社出身ということで、

堅苦しい言葉ばかりを並べて頭でっかちな内容に終始しているのではないかという邪推を
いい意味で裏切ってくれました。


総務担当者をメインの読者ターゲットとしているようですが、

内容的にはビジネスにおける様々なシーンに応用が効きそうなので、
とりあえず読んでおいて損はないと思います。