「自分の立場で、ブラック企業の問題をどう捉えていくのか」
ブラック企業――この言葉を聞いたことの無い人はいないだろう。
POSSE代表今野晴貴氏の『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書)を皮切りに、
過酷な労働状況で若者を遣い潰す企業の実情が注目された。
今やブラック企業は社会問題として、
多くの議論を読んでいる。


ブラック企業、
このとんでもない妖怪に立ち向かうために
『ブラック企業』著者、
今野晴貴氏インタビュー
[・・・]

今回紹介する『ブラック企業のない社会へ』は、
労働相談の専門家、
教師職員、
福祉・医療、
人事担当者、
ブラックバイトなど、
様々な切り口でブラック企業を扱っている本だ。


ブラック企業にまつわる議論では、
悪者を見つけて叩くだけのものも散見される。
「仕事がきついのは当たり前」と若者の根性論になってしまったり、
「○○社はブラックだ」と特定の企業を名指しして吊し上げたり、
と若者と企業にその責任を押し付けるものが多い。


しかし、
ブラック企業の背後には、
日本型雇用システムやそれを前提にした社会制度がある。
さらに、
若者の支援をするはずの親や教師やケースワーカーも、
従来の価値観のもとで「正社員になりなさい」「もっと頑張りなさい」と、
ブラック企業に加担するような教育をしてしまう。
企業や若者だけの問題なのではなく、
社会の多方面で対策が必要なのだ。
だからこそ、
本書の多角的な視点に意義がある。


「毎日、
異常に働いている気がする」と思っている社員の方も、
「もしかして、
うちってブラック企業なのかな」と感じている経営者や人事担当者の方も、
「(子供や・配偶者が)ひどく疲れた顔で仕事から帰ってくる」という方も、
ぜひ手に取っていただきたい。


ブックレットなので、
読書時間がないと嘆いている忙しい方にもピッタリだ。
自分の立場で、
ブラック企業の問題をどう捉えていくのか、
その示唆に富んだ一冊。


【Reviewed By Synodos/シノドス】
ブラック企業のない社会へ――教育・福祉・医療・企業にできること (岩波ブックレット)

その他の感想

落ち込んだ時におススメ
XBOX Oneはゲーム環境としてコスパ最高かも
各カテゴリーにわかれていて時々タメになります
本当のコミカライズ
法律の基礎的な知識がなくても
知らないと損をする!
デコに便利。しかしプラスチックの板の割には高い
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不思議な魅力がある本です
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