丁寧な解説に練習も落ち着いて取り組めます

この本に限らず、
良いと思うテキストに共通していますが、
基本の手順、
構造が説明され、
それがまず安定して叩けるようなステップが示されています。
そしてその先に、
いくつかのドラム（BD含め）に分散したバリエーション、
表現力につながるような発展となっています。
もちろん、
そのフレーズだけでなく、
フレーズが生きてくるビート（ロックからジャズまで）に入れ込んだサンプルで示されます。

コツコツと時間をかけて練習できて、
いいと思います。
あまり簡単な練習法だと、
ちょっと音が出ただけで満足し、
体にしっくりとなじまずに先の課題に進みがちですが、
何度も、
いろいろなやり方でそれぞれのルーディメンツを繰り返し、
本当に安定して体からリズムを出せるようになるためには、
こうした練習を心掛けたいです。