TV番組ならこれでいいだろうけど・・・
1995年は、
阪神大震災とオウムサリン事件という巨大事件があり、
政治的には社会党政権、
社会的にはインターネット元年、
経済的には「失われた20年」の始まりでもある。

このような「節目の年」から現代史を眺めよう、
というのが本書の目論見である
・・・のだろうが、
残念ながらあまり成功しているとは思わなかった。


確かに1995年に起きた事柄や流行がいろいろと書かれていて、
懐かしくは感じさせられる。

「1995年を振り返る」みたいなTV番組(NHKのスペシャルでありそう)であれば、
当時の映像を多数混ぜ込んで、
視聴者を懐かしく思わせてそれで成功だろう。

しかし、
文字情報だったら年表なりWikipediaなり見ればいいのであって、
そういう「読者の懐かしさに依存した構成」ではいかんと思う。


より俯瞰的な分析が出来ていれば面白いのだが、
残念ながらそうはなっていない。

本書の初めに「同時代の横のつながり」を分析するという趣旨の話が出ているが、
横の関係を感じられたのはユナ・ボマーとオウム真理教を並列するところぐらいで、
あとは冒頭にもある「これまでの常識が通用しない時代」というフレーズレベルでしかつながっていない。

一方、
縦のレベルで前後の時代と比べてどう転換したかがきちんと書かれていればこれまた面白いのだが、
前後の記述が薄いので「どう転換したが」がよく分からない。


結局単に事件やイベント、
流行の羅列になってしまった印象。
残念0
1995年 (ちくま新書)

その他の感想

見えない!脱げない!
丈夫で着心地がいいです
爽やかな作品です!
知識を本当に理解する助けになる本
想田監督の素晴らしいところは「観察映画」という手法を主張しながら、 それは「客観ではない」と分かっているところである
「地図」がコノヨウナモノとなるまで
宇野派の重鎮が著した解説書
魔法使いだってばよ
使わせてくれません
八百長グランプリ
待ち遠しかった第5編!
気に入ってくれてます
さすがファニ-擬装が最高!
質は良いがサイズがあまりに大きい
番号で中身が判断できます
貼りやすさを考えてない
サラッとした着心地のパジャマ
伸びる…
作者の文学への愛を感じる
久しぶりに最新版を読み、再び感動!
ベビーサークルにジャストサイズ!!
幸福を論理的に説く
はずれはありません。
やさしい色あい、かわいいカエルの表情に癒されます
普通のレゴブロック
付属品不足
文世光事件を題材にした小説です。
固まらない理由は紫外線波長が原因
切れ味は、まあまあ!
目立たない!
戻る