cocos2d-xの3.x系でゲーム作りがひと通り試せる良書です！

私はiOSでチャレンジしてみましたが休みの数日で全内容終わりました。

まず自分はコードを書きながらゲームを作ってみたい！という方にとてもマッチする書籍です。


海外の書籍でも3.x系を扱った内容はまだ2015年1月時点ではほぼ無く、
国内の書籍もほぼ2系がメインですのでその点から見てもとてもオススメできる内容です。

また紹介されているゲームも落ち物、
横スクロール、
パズルの3種類となっていて、
やりきればここから応用も十分できる内容だと思います。


プログラミング経験が1年程度あればすんなり試しながら進められると思いますが、
ない場合でもじっくり取り組めばカジュアルゲームづくりをどうやっていけばいいか分かると思います。


悪い点としてはコードのdiff形式での読みやすさは一長一短あり、
特にコード行数の表示は紹介している該当コードブロックでの行数となり一瞬アレ？って思うかもしれません。
あと、
たまにコードの文脈が前後する所があったり、
コードブロックのファイル名が意図してるものと違ったり、
説明が省かれたりするところがありますが、
ちゃんと考えれば分かる範囲ですので問題無いです。


・4章の画像がない、
音声がならない系
本文中での指示はふんわりしていますが、
下記のように追加するか書籍内で紹介されているgitリポジトリの方を見て下さい。

（gitリポジトリのほうが書籍より詳細にコードが書かれているので1回本を読みながら作った後に見てみると色々な発見があります。
）

FileUtils::getInstance()->addSearchPath("image");
FileUtils::getInstance()->addSearchPath("se");
FileUtils::getInstance()->addSearchPath("bgm");

参考として上げてる文章でのファイル名とは微妙に違ったりするので、
ちゃんとResourceディレクトリ内のファイル名を見て指定してあげましょう。