王の在り方、縛るもの

クエンティンに囚われたＤＸ一行の続き。
ＤＸに降りかかる、
これまで体験したことのない苦難と
謎の変化の話。
最後にある人物と再開し…と言うところで次の巻へ。
今回はＤＸの描写が多めで
全体的に話が進んだ感じは薄いですね。
しかしクエンティンの天恵絡みで情報が、
王都のフィル＆
ロビンの指針決めなど次につながる要素もありましたので次かその次ぐらいで大きく動くかな？

クエンティンの「呪いのようなもの」の描写は相変わらず。
今回の見どころは破天荒に見えて
クエンティンの操り人形のようであったユージェニの「反逆」でしょうか。
これまでにも伏線は
ありましたがユージェニの本心はどこにあるのか、
考えながら読むのも楽しいですね。

六甲は相変わらずですが、
ユージェニがさらっと凄いことを言っているような…！？

リゲイン＆ファレルの行方は一応判明。
本当のことを言っているかは怪しいですが…

□限定版特典。
通常版には付属しませんのでお間違えなきよう。

・２４巻限定版付属冊子「騎士にくちづけ」のドラマＣＤ。
内容はほぼそのまま。

・↑の脚本（文字のみ）＋おがき氏の声優さん向け設定メモ。
本編に絡む感じは薄いですが
　初出の情報もあります。
それと漫画２頁、
24巻特典冊子の台詞の真実と牡馬の話。


□巻末プチリオールは同じ。
Tail Pieceとカバー折り返し、
カバー下は全て異なります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　←通常版：限定版→
・Tail Piece／六甲が世話していたカタツムリの最期：姿変えの呪いと六甲＆バハル＆チレクの話。

・カバー折り返し／　　　　　 　　 デジタル作業の話：願望の話
・カバー下／　 　 　 　 　　　　プチリオールの裏話：表紙デザインの暴露話。


☆総評
ＤＸが体験から得た思いはどのように結実するのか！？　これまで体験しえなかったある意味
貴重な時間と新キャラ、
カリファが今後どのように絡んでくるのか楽しみですね。
減点なし、
☆５．