ずっと感じて来た違和感や疑問の答えを探す為、著者が歩んだのは歴史学であった
阿部氏の名著と言われる「世間とは何か」が気になりその周辺を探しているうち、
非常に評価が高い本書を知り、
先にこちらを読んでみた。

確かにこれはとても深い本だと思う。


書き初めは、
自分が研究を始めた頃やそれ以前の記憶から 思い出話のように語る。

後半、
それまでの一見無関係に散りばめられた話も 囲碁の布石の様に結び付きながら、
急速に核心に迫り続ける。

また、
著者の歴史学との関わり方について、
そのスタンスを真摯に綴られている。


クールに客観的に実証するだけではなく、
体感的・直感的な感覚や、

インスピレーション(実証に基づいているが)や洞察も加えた 全身全霊で理解しようと云う姿勢である。

確かに、
その「時代」を理解しようとすれば、
その時代の支配者や制度や、
戦いや文物や技術だけでなく、

「当時の観念」や「当時の常識」も感じなければならないだろう。

しかしながら、
著者は自身の歴史研究はあくまで「自分の内面と呼応するものへの理解であり、
その他の事は私は理解する事が出来ない」と潔く限界をも認めている。


「解るとは、
それによって自分の中が変わる事」という恩師の言葉。

ここで言う「解る」とは、
単なる知識や理解に留まらない。
自分の中には無かった視点や考え方を取り込み、
自分の価値観・および行動が変わる事を指している。

研究テーマを選ぶ際にも「少なくとも、
それをやらなければ生きていけないような事をテーマにしなさい」、
と恩師からアドバイスされ、

それに呼応するように、
著者は自分と周囲との関係をどのように理解して行くか、
どう行動して行くか、
ということから始まり、

研究は中世ヨーロッパまで広がった(他者と比較する事によって 自分が分かる)と述懐する。


そのきっかけの一つは、
著者が学生時代、
一時修道院に身を寄せていた体験にあるらしい。

そしてそこで、
ヨーロッパ文明への大きな憧れと共に、
沢山の事柄に違和感を抱いていた。

シスターが蛇を殺そうと追いかけた事や、
神父が侵入者に備えてピストルを握った(様に見えた)事、
賄いのおばさんが親切にしてくれながら、
自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)

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