お金の弊害と戦う信金の力
ただの信金の本?と軽く思っていましたが、
本書はまさに「目からウロコ」であり「お金の本質」を知ることができました。


協同組合運動は「お金の弊害」を是正するために生まれたもので、
信金は銀行に対抗するために創られた公益事業を目的
とした金融機関だとか、
アダム・スミスも実は上場株式会社のあり方を疑問視していたとか、
こうした「協同組合の意義」
をきちんと説明できる人は、
専門家の中でも数少ないはず。
特に産業組合草創期において活躍した加納久宜子爵の功績を、

はじめて知った人も多いと思います。


しかし、
本書の真骨頂は、
紀元前4千年前の古代都市国家での貨幣の誕生から現在の金融グローバリゼーションにいたる迄
釈迦、
ソクラテス、
孔子から、
スミスやケインズなどの経済学者、
文学、
思想、
経営学、
心理学などにも幅広く言及しながら
「お金の本質は、
人間の自己意識の生んだ幻想」「人類の歴史はお金との戦いの歴史」と一貫して語り続けるところにあります。


そうした視点で閉塞状況にある現代社会や低迷する日本企業にふれ、
成果主義を批判しつつ、
「理想が無ければ企業は発展しない」
「ビジネスライクではビジネスは生まれない」という、
逆説的ながら、
実例を紹介しながら説得力のある提言をしています。


西部邁、
中野剛志、
岩井克人、
中沢新一、
中谷巌、
高橋伸夫、
ドラッカー、
ジョブス、
加藤寛など様々な名前が登場するのも面白い。


社会学系、
特に経済学部の学生から、
ビジネスマンにいたるまで、
これまでにない幅広い視野にたった、
簡潔でわかりやすく、

たいへん面白く読める、
簡単な社会科学入門書になっています。
この視野で経営しているとしたら信金も面白いと思います。
信用金庫の力――人をつなぐ、地域を守る (岩波ブックレット)

その他の感想

これはわかりやすい!
・・・楽しめたけど・・・ ・ ・ ・ 
ずっと使い続けているパーフェクトな商品
これで、十分です。
ちゃちいところが気に入っています
ヒロインとは
効果バツグン!!
また引き続き編みたくなってきました!
悪意を感じますが?
牽引ロープ::::::::::::::::::::::
低消費電力で使いやすい反面、処理時間は長め。脱臭フィルターはとても長持ち【追記あり】
不良品の上に対応が最悪
ますます続きが気になる
ココア味
イメージしやすい
サビが…
花式が消えた
まーま?
やはり電球色
使えば判る単純明快な便利さ
ストレス皆無
いつもの定期購読
チャリアカーと2号と灰崎くん!
メカニズムに拘った硬派な内容。
商品表示がまぎらわしい。
脱げないのがいいですね
新聞やチラシがテンプレートで簡単に作れる。文字フォントも多く、写真の周りなどに文章を流し込める。レイアウトや文字サイズも自動で自在。
目覚まし時計みたいだ。
このガイドを片手に、是非ファンタジーランドを旅して下さい!
戻る