好きな作品の主人公を追いかける、そんな旅をしてみたい
 『即興詩人』は、
「みにくいアヒルの子」や「マッチ売りの少女」などの童話作家として有名なアンデルセンの自伝的小説のドイツ語訳を森鴎外が日本語に訳したものであり、
文語体(雅文体)で難しい漢字も多くて読みにくいが、
本書は、
その物語の主人公の足跡を尋ねて画家・安野光雅氏と共にイタリアを旅した著者による旅行記である。

 鴎外の翻訳文を引用し、
それを解説しながら作品に登場する名所旧跡や事件や出会いのあった場所を探し求める。
地下鉄のキップを買うときの苦労話や、
どこのホテルに泊まって、
どこでどんな料理を食べたのか、
こと細かく書いてあるのでイタリア旅行のヒントにもなる。
私はローマの地図を広げながら読んだが、
通りや建物の名前の由来など、
ときには現地の図書館で尋ねて調べてもらったことを書いてあるので、
ガイドブックなどに載っていない情報も少なくないし、
イタリアの文化や社会事情などの記述も面白い。

 鴎外の他の作品にも触れながら、
そこに登場する人物の生い立ちや人間関係やストーリーの類似から、
鴎外はそれらの作品のネタをこの『即興詩人』から取ったのではないかと著者は述べる。

 著者は『即興詩人』の追跡のために結局4回もイタリアに行ったが、
その境遇(ヒマとカネがあるからできること)がうらやましいし、
そこまで惚れこむような作品に出会いたいものだと思った。
「即興詩人」のイタリア (ちくま文庫)

その他の感想

プールでのウォーキングに
ちょうど良い装着感
おまけのカプセルもついてこの値段!?
チンチラセレから
リトライ
組み立て簡単!!
対応アプリを確認しましょう。
息子は大喜び
最高の手触り
涙があふれて
業務で酷使するなら
良かったり悪かったり
必要ないかなと思ったけれども買って良かった
サイズかなり小さめです
1年3ヶ月で使用できなくなった。
無駄な音が減り洗練され、感情揺さぶる作曲
美味しい料理が簡単に!!
上靴入れとして
PC操作するのに手頃なスピーカー
思った以上に多様可能
けちけちしない!
優れた商品です
「人類はさまざまな行き過ぎによって崩壊する」
愛犬のお留守番に!
肩が痛かったのが治まったような
泳ぎが・・!
素敵な1冊
かたーい
健君カッコいいです。
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