あまりに誤解されている原因不明の難病の理解の為には極めて優れた書
85歳になる父にやや「ぼけ」が現れてきた。


で、
本書を読んだ。
まだ「認知症」には隔たりがあるようだ。


本書の第一部は「認知症」の教科書的な概説である。


こういう種の記述を好む私でもあり、
簡潔にして的確と思えた。
これに患者の脳のCTかMRI写真が数葉あれば尚一層良かったと思う。


が、
こちらは専門的な教科書の著者流のまとめであろう。


その豊かな臨床経験から認知症患者の心の中を考察し、
介助に当たる方々への多くの有益な助言となっている第二部にこそ本書の価値があると思う(同種の書は読んでいないから、
比較はできない)。


極めて有意義な内容である。


が、
著者自ら「体系的な記述」は避けたと言うように、
少々まとまりに欠ける気がする。
殊に、
認知症を患いながらその体験を自ら記した記録書を多く利用しているが、
それは非常に意味のあることとは思いつつ、
例外的ケースに拠り過ぎている感がぬぐえない。


編集者にもう一歩の努力が欲しかった記述も少々ある。


更にここに書かれている内容は、
私には認知症に限るものではなく、
例えば「統合失調症」などの他の疾患にも、
さらには私のような「頭でっかち人間」の苦労にも当てはまるものが多いように思える。


これは、
むしろ「評価」すべきことかもしれないが、
読者は第一部に書かれている「中核症状」を常に念頭に置きながらお読みになるべきであろう。


が、
自ら難病との闘いの中で書かれた書でもあり、
星を削るには至らぬ十分な本で満足している。


なお外国では認知症に限らず著名人が自らの疾患を公表する例が多い。
この点で我が国はやや劣るように思う。


例えば香淳皇后。
宮内庁流の配慮で「老人に特有の…」とのみ報じられ、
病名はついに明らかにならなかった。
人格の尊厳は守らねばならぬがもう一段踏み込んだ発表がされていたら、
同じ病に悩む多くの方やその家族に勇気を与え、
ひいては皇太后への敬意に繋がったのではないかという思いを改めて強くした。
認知症とは何か (岩波新書)

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