緊張感とジレジレ感
 ジェイン・オースティン最後の作品「説得」をBBCが映像化した作品。
2007年制作。

 身分の不釣り合いを周囲から説得され、
不本意ながらも婚約を解消した19歳のアン。

 彼女を愛していたウェントワース大佐は、
心に深い痛手を負う。

 8年後、
二人は運命に導かれるように再会したものの、
大佐は婚約を解消された遺恨からか、
アンに冷たい態度を取り続け、
アンもまた深く傷つく。

 お互いに意識しながらも平静を保とうとする二人の緊張感が画面から伝わってきて、
特にアンに感情移入して観ていたので、
肩に力が入りました。

 大佐は、
軽率にも、
周囲に誤解させてしまうほどルイーザに優しく接し、
いくら無意識にアンに見せつけたかったとしてもやり過ぎ。
こちらまでやきもきしました。

 でも、
妹のメアリー・チャールズ夫妻、
従姉妹のルイーザやヘンリエッタと従弟のヘンリーの家を訪ねるため、
丸太橋を渡ろうとした時、
一番後ろを歩いていたアンが転んでしまった際、
いち早く駆けつけたのは、
ちょっと前を歩いていた義弟のチャールズではなく、
最初に渡り切っていたウェントワース大佐。
彼の気持ちがまだアンにあるとわかった瞬間でしたが、
アンが無事とわかると、
すぐに立ち去ってしまう。
なかなか素直にはなれませんよね。
そのジレジレ感が良かったです。

 アンがチャールズのプロポーズを断ったことを知った時の大佐の言動とか、
アンが従兄と結婚する噂を聞き音楽堂を出て行くシーンも良かったです。
あの時の音楽は、
モーツァルトですよね?シーンと音楽が見事にマッチしていました。

 アンが大佐の手紙を読み、
彼を探すシーンは、
私まで息が切れるほど、
気持ちが急きました。
早く、
早く、
大佐に自分の気持ちを伝えたい。
「今度こそ、
決して周りに説き伏せられない。
自分の気持ちを貫く」と。

 「すれ違い」は、
恋を描く際の定番ですね。

 アンを演じたサリー・ホーキンス、
ウェントワース大佐を演じたルパート・ベンリー=ジョーンズ。
共にすごく良かったです。

 
 
説きふせられて [DVD]

その他の感想

商品が入っていない
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