存在論的な悪としての存在
タイトルが余りにもどぎついので敬遠していました。
どういうわけか、
いつもの悪い癖で、
カヴァーの美しい女性の写真を見て購入と相成りましたが、
読んでびっくり、
ただの軽い読み物ではなく、
重厚なアプローチで中国の本質に接近すると言う骨太の作品でした。
ここには中国の拝金主義の批判や中国の発展段階への同情などといった皮相的な女々しい(??)アプローチはかけらもありません。
自分の経験で中国に触れた人間だけが語れる一本芯が通った骨太の作品となっています。
それは中国という存在論的な「悪」の抽出と指摘です。
著者は「毒食」を中国の諸問題の結晶(crystalyse)したものと書いているほどです。
ここには物分りのいい批判はありません。
「悪」と言ったらいいすぎでしたら、
「異物性」もしくは「異質性」といったらいいのかもしれません。
これは中国という存在にまつわるどうしようもない歴史の業といったらいいのでしょう。
その存在論的な悪が一枚一枚と解析されていきます。
一瞬の勝負にかける中国人というのはいいえて妙です。
結果として明らかにされるのは、
共産党に代表されるエリート政治層のいつも変わらぬ「悪」です。
もっともエリート層には、
その正当化のために、
大衆の「量」とそのunpredictabilityへの恐怖感が用意されています。
つまるところ、
この中国の存在論的「悪」の解毒と解体には中国という「存在」を分割することにしか解決策はないのでしょう。
著者もそれにはおそらく気付いており、
その延長線上でチベットやウイグルの問題が浮き彫りにされていると読めました。
なぜ、中国は「毒食」を作り続けるのか (祥伝社新書144)

その他の感想

読めそうで読めない間違いやすい 漢字 2
ポップ、クール&キュート
80点というところ
久々に見たまともな為替本
風呂の中で使いましたが・・・・
着心地はよいようです。
癌治療中の方、癌の予防を考える方、是非読んでください。
くせのあるキャラをだんだん好きに
理科の勉強ってこんな風にするんですね。初めて知りました。
もっとはやく読みたかった
表紙にひかれて購入
キッチンの壁や換気扇の周りの油汚れの拭き取りに!
フード本満載
年齢とともにメイクも変わる
藤原定家の作品として『百人一首』を読む
内容は十分にしてコマーシャルがなく正確
さすがに完成度が高い
過不足無く使えます。
どこかで妥協しないとね
ユニ-クな顔ぶれで楽しませてくれる
大容量で噴射力も強いです
コストの問題に矮小化している。
活躍してます。
ひっつく
手軽に持ち歩けるサイズに、頑張りたい時のヒントの数々。
手鏡としても十分
不憫な子・・・私のミスです。君のせいじゃない。
やっぱりミルキークィーン
サロン気分で使っています
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