36年前の料理エッセイに「タジン鍋」が登場している!
初版発行1976年。
2010年に改版4刷刊とあるから、
まだ増刷されてる!すごい本です。


さて、
壇一雄と言えば「火宅の人」。
愛人との逃避生活と破滅を文芸誌に断続的に連載し、
緒方拳、
いしだあゆみ、
原田美枝子で映画化もされて、
なんというか、
女の立場からすると、
とんでもない人ですよね…。
この人に興味を持ったのは、
またしても沢木耕太郎。
「壇」という、
壇一雄の奥様、
ヨソコさんにインタビューして、
他者が一人称で書く文体で壇一雄を書ききった本を読んだことがきっかけです。


奥様ヨソコさんとの1年に渡るインタビューから、
沢木耕太郎が、
壇一雄像を奥様の目で描き切るアプローチ。
それは、
見事に成功したらしく、
「壇」を読んだ奥様は、
「あなたが書いてしまったら、
私の中に生きていた壇が死んでしまいました___」とか言ったそうです。


さて、
その壇一雄さんの著作として、
「火宅の人」を読もうかな、
とも思ったのですが、
同じく沢木耕太郎の「一号線を北上せよ」のポルトガルの編に壇一雄の飲み食いの話が書かれていて、
そちらに興味をそそられました。


「美味放浪記」は、
旅好き(というか、
1年ぐらい家に帰らないことはザラ)の壇さんが、
日本の各地、
外国の各地を旅して食べてきたものについてのエッセイ。
国内外を問わず、
高級料理、
高級料亭の類に興味はなく、
地元の人が屋台様な気取らない店で、
ちゃっちゃとつくって食べられる、
安くて旨くてそこにしかないものこそ「美味」という評価です。


国内は、
釧路、
網走、
札幌、
函館、
津軽、
南部、
秋田、
新潟、
首都圏は飛ばして志摩・南紀、
京都大阪神戸、
高知に岡山広島、
北九州南九州。

海外は、
スペイン、
ポルトガル、
モロッコ、
ドイツ・オーストリア、
北欧、
イギリス、
豪州、
ソビエト、
フランス、
中国、
韓国。


もう一度書くが、
1976年の初版です。
つまり、
旅したのはさらにそれより前になります。

そんな大昔(?)に、
驚くことに、
「タジン鍋」の記述があるのです。


(本文引用)
美味放浪記 (中公文庫BIBLIO)

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