タイトル通りの本です！

「ダイエット法」の本ではなく、
栄養学に基づいた知見を交えた「太らない生き方」の考え方をまとめた本です。

一言で言うと、
「王道の大切さを丁寧に解説している」本かなと思います。

著者の行った調査や体験、
統計資料などから、
現在の日本人の状況、
自分の身体とどういう風に向き合うかという根本的なところの話や、
基本的な栄養バランスを普段の食事でキープしていくためのヒントや、
プロのモデルの脂質の取り方などが紹介されています。


自分が一番面白いなと思ったトピックは、

・日本人のカロリー摂取量平均はゆるやかに下がっている（知りませんでした…）
・にもかかわらずメタボは社会問題に…
　→「カロリー摂取は（ダイエットブーム＆高齢化などで？　※ここは私の当てずっぽうです）落ちているけれど、
脂質糖質に偏ったバランスの悪い食事に傾いている」のではないか
というあたりです。

バランス悪い食事が健康に悪いのは当たり前のことですけれど、
そういうデータを見ると改めて納得です。

平日はなかなかきちんと食事が作れないのですが、
週末に野菜料理を作りおきして平日にも食べる、
ビタミン・ミネラルの多い食材を食べる機会を増やすなど、
できることからちょこちょこ改善しようと思いました。


手元に置いておいて、
また健康管理で迷ったら再読したい本です。