ソーシャルメディアを無視することはもうできない。

良書です。

いい意味でさくさく読めました。


音楽×ソーシャルメディア活用の領域に関しての著書は
意外と少ない（むしろほとんどない）中で、
いい本に
巡り会えたことに感謝。


冒頭には日本の音楽業界の衰退の現状が客観的なデータを示しながら説明されており、

そんな状況下で、
どうすればアーティストは音楽活動によって生活していけばいいのか？
そのヒントがこの本には記されている。


そもそもアーティストに限らず、

全ての商業活動を行うにあたりソーシャルメディアは避けては通れないツールに
なりつつあると言う認識を持たされた。


衰退の一途を辿る音楽業界の中で、

新たに生み出された音楽サービス、
アーティスト支援サービスとは？
1000人のライトファンより100人のコアファンを作ることの方が価値があるのはなぜか？
これからの音楽ビジネスにとって一筋の光となりうる【共有】【共感】【共鳴】とは？

内容の濃い、
興味深い231ページだった。


『ソーシャルメディアの世界の中であっても、

自分の行動の向こうには生身の人間がいるということを認識すべき。
』

現実世界で自分がされたら嫌なことをソーシャルでやってしまっていないか？
余談だが、
これは良い警鐘だと思った。