豆を挽くところから手軽に楽しみたい方へ

先代、
先々代モデルからの付き合いなので
かれこれ10年くらいになると思います。


その間モデルチェンジの度に大幅に外装を変えること無く
基本形を守っているあたりがパナの良心を感じます。


豆は最上部のドーム部分の蓋を開けて
そこに投入します。


上手く滑り落ちるように螺旋状になっていますが、

前回淹れてから時間が経っていないと
螺旋部分が濡れているために豆が全部落ちきらなくなる。
。

この点は改善されていませんでした。

豆によっては適量よりも減らしたほうが上手くいく場合が多いです。


豆さえ上手に挽かれたら、
あとは下部に用意されたバスケットに落下するので
待っていれば美味しいコーヒーが出来上がります。


ボコボコとドームの内側に吹き上がるお湯の動きはなんとも楽しくて
たまに見入ってしまいます。


自動洗浄がウリの本機ですが、
やはり目詰まりは避けられません
たまにお湯や爪楊枝、
時には歯ブラシなどを使って
ミルを裏側から掃除してあげる必要があります。


この手間がイヤな人は、
もちろん挽いた豆をそのままバスケットに投入すれば
普通のコーヒーメーカーとして利用できます。

沸騰浄水もこの機種のウリなので、
カルキの飛んだ美味しいコーヒーが楽しめます。


開口部や開閉部の全てにセンサーが付いているので
蓋を閉め忘れて熱湯が吹き出すようなことはありません。

安全設計には、
かなり配慮されていると感じます。


5000円しない機種が氾濫する中にあって、

4倍近い値付のコーヒーメーカーですが、

豆が挽かれる際に部屋に広がるあの香りは
やっぱりやめられません。


初代の機種も会社で活躍しているので長期使用性も文句なしです。

おそらくこういうタイプのコーヒーメーカーは本機のみだと思います。


独自性があり、
しかも長年スタイルを変えないこの姿勢好印象です。

☆5　オススメです。