宇宙論入門の最初の一冊にぜひ!
 青木薫の翻訳する本は何冊も読んでいるが、
ハズレを引いたと思ったことはほとんどない。
訳されている本の内容自体もおもしろいし、
翻訳の信頼性が高いし、
訳者解説も適確――。
いつの間にか「彼女の翻訳だから」と訳書を買うようにもなった。
その青木薫が「初の書き下ろし」を出したという。
期待に胸をふくらませて読んだ。
(ちなみに彼女の職業は翻訳家であるが、
彼女は京大博士号も持つ理論物理学の専門家でもある。


 本書の主題は、
我々の住むこの宇宙はどんな宇宙なのかを問う学問、
宇宙論。
現代の宇宙論の主要な担い手は理論物理学であるが、
その物理学では、
ここ十年のほどの間に「人間原理」と呼ばれる一見奇妙な考え方が脚光を浴びるようになったのだという。
「人間原理」とは、
本書のタイトルにある「宇宙はなぜこのような宇宙なのか」という宇宙論最大の問いに対して、
「人間がこの宇宙に存在できるためには」宇宙はこのような宇宙でなければならないと答える、
そういう考え方である。
明らかに人間中心主義的に見える――それゆえ科学的であるどころか、
科学の敵に見える――この奇妙な考えが、
近年、
多宇宙論――この宇宙以外にも宇宙は無数に存在するという理論――と結びついて、
真っ当な科学理論であると認められるようになってきた。
それは、
我々の世界観の大転換を意味しているのだが、
つまりどういうことなのか。

 本書の内容はこういうものだが、
著者は、
現代の理論の紹介に終始するわけではない。
古代の代表的な三つの世界観モデルや、
プトレマイオス、
コペルニクス、
ニュートン、
アインシュタインなどに代表される宇宙論の歴史の中へと読者を案内しながら、
本書の記述は進む。
そのことによって、
いま起こっている「我々の世界観の大転換」がより生き生きと描き出されるのだが、
同時に、
終章で記述される「著者自身の科学観」もが格段に説得的になっている。
宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)

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