プラシーボ効果の源泉を求めた思索(あれやこれや)
全体を通じたテーマは、
「期待することにより生じる影響を科学する」という視点です。

正の予期(期待)と不の予期(不安)に関して2012年頃までの新しい研究結果が
多く紹介されています。

但し、
「中身検索」で目次を見れば分かると思いますが、
各章で書かれている内容の幅が
広すぎて、
全体として散漫な感じがします。


本書で最も重点が置かれているのはプラシーボ効果です。

プラシーボ効果のメカニズムを解明するために、
幅広い視野で周辺分野の研究を概観した
という視点で見れば、
内容にある程度の一貫性は認められます。

プラシーボ効果は医学のみの狭い問題ではなく、
より大きなメカニズムの一部であって、

そのメカニズムは認知科学や行動科学などにも関連するのではないかとの問題意識が
あることは間違いありません。


舞踏病や集団心因性疾患(271頁)をプラシーボ効果の伝染(275頁)とした部分など、

「なるほど、
その繋がりか」と思った部分がいくつかありました。

なお、
錯覚による幻肢の治療(184頁)は、
視野偏位プリズム順応療法を想起すると
プラシーボと関連する事象とするよりも、
視野情報と体性感覚のズレにより生じる痛みの
解消と考える方が良いと思います。


但し、
帯にある「イングランドの代表チームはなぜPKを外すのか」という視点(2章)や
「偽ブランドのサングラスをかけるとなぜ犯罪率があがるのか?」(6章)という視点は、

プラシーボにつなげるのは困難です。


認知科学や行動科学の膨大な数の論文の多くは期待やリスクと関連し、
そのうちの一部を
抜き出したのは著者であって著者なりの見解をはっきり書いて話をつなげないと、
全体の
スジは見えてきません。


正直な感想を言えば、
著者はプラシーボの源泉を探ろうとして、
それに引っかかりそうな
ものを話題性のある最新論文を中心に探索し、
ほとんど繋がりそうにないと判明したものも
せっかく読んだものを切り捨てるのはもったいないからと、
「期待(不安)に関するもの」として
「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか

その他の感想

今回はちょっと物足りず(^_^;)
スペースに問題あり
正直、期待外れでした。
女の子
首まわりが残念
エンデの魂に触れる体験
バニル回はとても面白いです
年下攻めの王道
状態がきれいだった。
用途外使用
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家事に使うのはオススメしません
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