均衡・協調・共同体とこれからの日本
ヨーロッパの近代の歴史を通じて均衡→協調→共同体と進化した
国際秩序を解説していく。
特に19世紀初めに勢力均衡による
ウィーン体制(イギリス・オーストリア・プロイセン・ロシア・フランス)の
ヨーロッパの秩序体制、
そして20世紀初めのウィーン体制の崩壊による
第一次世界大戦の発生、
アメリカ、
日本、
ドイツの台頭による
第二次世界大戦の発生、
戦後の冷戦体制とその崩壊を通じて、

国際秩序の歴史について詳細に解説している。


著者は、
中国が台頭する東アジアの国際秩序について
アメリカの東アジアへの関与、
日米同盟、
日本のパワー回復による
「均衡の体系」を維持することが不可欠であると冷静に締めくくる。


国際関係の利害の中でリアリスティックに各国が戦略をとる中、

パワーが無ければその秩序への関与もできなくなる。


ヨーロッパの歴史は経済的・軍事的な「均衡」があってこその
「協調」「共同体」といった国際秩序が成立していることからも、

東アジアに住む我々、
日本人は、
冷静にその歴史的事実から学び、

来る22世紀への生き残りをかけたリアルな外交戦略を実践すべきであろうと思う。


短絡的に言えば、
アメリカと日本が弱ければ、
東アジアはすぐに
新興の中国の影響下に入り、
日本が東アジアだけでなくアジア全体への
国際秩序関与もできなくなるのは、
国際秩序の歴史から明らかである。


いま我々、
日本人が取る戦略は明白なのである。
国際秩序 - 18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ (中公新書)

その他の感想

初心者向けだと思います。
サイズは、大きめのよう
奏歌の追想篇。奏歌の幼少時代から、桐葉と出会い、上岡で菊理のもとに行くまでが描かれています
スカーレットの根性の見せどころ
便利になりました
一部を除き問題なく使えています。
意外とちゃんとゲームしてる
くっさい
地デジチューナーの入力等に使えます
買って良かった
桐野作品の新分野
ジャストサイズ、でかわいい
しっかり止める。
失敗と希望
助かります
梱包が最悪だが、OS起動は速くなる
ページがない
小学2年男子がはまってます。
DSならではのタッチ機能、新鮮だった
落ちにくいけど、若い人向き(T_T)
Kindle版購入しましたが。
赤と黒、何度読んでも感動する
強化液が無くなったので・・・
手軽にきれいに標本化
シリーズでほしい!
さすが正規品!
本っ当にマニアックな本でした。
いよいよ佳境か
デザインが良い
1回見ただけだと、この評価かな
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