平易に語られた「岡田・宮脇研究室・シナ学」のエッセンス
日本人の「中国観・シナ歴史観」を劇的に変えたのは、
岡田英弘の「ユーラシア・シナ学」である。
その一番弟子であり伴侶でもある宮脇は、
岡田の学問をより平易に解説するとともに、
岡田が決して見ないであろう「韓流ドラマ」等のウソ八百を小気味よく暴き、
読者を楽しませてくれる。

宮脇の文章には、
ときに岡田の学問上の結論が「そのまま」(引用の断りもなく)出てくることもあるが、
宮脇には独特の語り口の魅力がある。
岡田にはなかった視点も、
宮脇ならではの表現も散りばめられてあり、
一度その魅力に取り憑かれると離れがたい。

以下、
簡単に、
感想を記してみよう。


1 「かわいそうな歴史の國の中国人」

中国史を「かわいそうな歴史」とは、
これまでシナ学・中国史の専門家は認識していなかったし、
そのような言葉で形容する人もいなかった。
これは、
現在の中国人の生態を見れば、
そう言わざるを得ないのではないか、
ということだろう。

なぜ、
中国人は、
人間不信で、
謀略的で、
刹那的で、
金銭に汚くて、
目先の利益のために信義を損ねても反省もせず、
ウソをつきまくり、
他人を踏みにじり、
最悪の場合殺しても平気なのか。

なぜ、
党幹部や官僚は不正蓄財に勤しみ、
農村部は当たり前のように収奪され、
少数民族はその文化や宗教を抑圧され虐殺されるのか。

こういった問いかけに、
著者は岡田の論点である中国社会の支配構造(皇帝システム)と文化(支配貫徹の唯一のツール・漢字)、
それに経済構造(鎮・城市経済システム)の三要素を軸に解明を図ろうとする。


2 「漢民族」は、
古代に死に絶えた

これまでの日本人の「中国幻想」の大本にあったものは、
「漢籍古典」「古代漢民族」への憧憬だろう。
江戸時代までの知識人の漢文を読むと、
それが見事なまでに「前漢・後漢」つまり漢代の文章になっていることに驚く。
これが長い間、
知識人の規範だったとすれば、
近現代の日本人のシナ・中国への幻想と失敗など、
日本人の長い間の漢籍古典借用と愛玩の払うべき利息のようなものである。

「後漢の六千万の人口が、
黄巾の乱で三国時代には五百万になった」と岡田が言えば、
普通の日本人は「そんな極端なことがあるものか」と訝る。
それも当然である。
かわいそうな歴史の国の中国人 (一般書)

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