うーむ、お手本として使うべし

女の子+日本の日常風景が描きたい人
こういう絵柄で行きたいと考えてる人

にはオススメ。
内容的にもきちんとしていて悪くない。


但しこの本は凄く難易度が高い。

まず最初に出てくる作例が
「昭和のちょっとした路地に女の子が立ってて良い感じの昼下がり」
だもの。


それを「じゃあ、
これを描けることを前提でもっと良い感じに仕上がるようにしていきますね」
というのがこの本の趣旨である。


うーむ。
果たしてどれだけの人が着いていけるのだろうか・・・
仕上げの技も手塗りでフォトショップの小技でどうのって感じじゃないし。


着いて行けなくても上手な人が絵を仕上げて行く行程は見てるだけでも楽しいし、

すぐ目に付く所にあこがれを置いておくのは大事な事だ。

技術は盗むものと考えてお手本として使うべし。

こういう本を選ぶ時は自分が描きたい作風のものを選ぶのが
結局正しい選択になると思います。


ちょっと読む人を選ぶので星４つ