謎多きムハンマド
 最終巻。
上巻、
中巻と同じく、
アッラーは唯一である、
多神教は邪教、
アッラーはなんでも聞いているぞ(隠れられないぞ)、
信仰からはずれるな、
というコンセプトが何回も何回もしつこくしつこく繰り返されている。

 曰く・・・
 アッラーに誠実一筋であれば、
天国に行って、
おいしい食べ物(果物)をもらえるし、
鳥肉食べ放題で、
飲んでもふらつかない酒も飲めるし、
目のぱっちりした乙女がはべる(これに似たフレーズが数ヶ所でてくる。
当時考えられた最高の快楽形態か?)。

 アッラーは普通の人間に直接語りかけることはない。
使徒などを介して御心を明かす。

 イエスはただの人間のしもべにすぎない。
特別の恩寵を与えてイスラエルの「鑑(かがみ)」としたまでのこと。
イエスの奇蹟なんか神の御業にくらべればたいしたことない。

 現世の所業はぜんぶ帳簿につけている。
審判の日からは逃れられない。

 現世の生活は束の間の遊びごと、
ざれごと、
あだなる飾り。
血筋や財宝や息子の数を競いあうだけのこと。
この世は詐りの楽しみにすぎない。

 信心深い女が邪宗の夫から逃げてきたら、
かくまってやるべし。
その男がその女に贈与財として払った金額を払ってやればその女を妻にしてもよい。

 妻を離縁するときには、
月経を3回確認し、
妊娠していないことを確かめてから正式に離縁すること(民法っぽい)。

 ムハンマド(マホメット)が女奴隷マリアと交わっているところを妻(のうちの一人)に見つかってしまい、
ムハンマドはマリアにはもう手を出さないと誓わされるが・・・アッラーは「そんなものは反故にせよ」。
アッラーは妻と女奴隷には手を出しても良いと定めたのだから。

 天使がアッラーのところへ昇っていくのには1日かかるが(それくらい位階の差がある)、
その天上の1日は人間なら5万年。
悪人に天罰がくだらないのを不審がるな。
神の時間感覚でいえばそれまではあとちょっと。

 などなど。

 最後に、
訳者の井筒さんの解説。
コーラン 下 (岩波文庫 青 813-3)

その他の感想

時間を忘れ読みふけります
一眼への入り口に
神戸行くなら
安くて小さい
小学校低学年向けの良い教材です
ちょっと小さめ!
う~ん、確かに、この結末については、かなり好悪が分かれると思います
書類を綴じるときの項目分類
要・ゴム手袋&換気
もう使わないし、ここの製品は買いません。
最終章開幕
子供達も楽しんでいます
丈が長めな作り
CY-ET906KDからの交換
欠品多し
全巻そろえたい!
姪っ子へ
驚くほどではないけれど
携帯して遊べるのは良い
PC用としては良し iOSでは注意
素晴らしい高揚感、青春の価値
くっつか無い・・・
koboの電子書籍メインなら
無駄なリボンいらん
安いので・・・
世界の悪人
紹介されている日本酒50本のリスト
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