親日アメリカ人の一意見

日本語・英語対訳で、
高校生以上の日本人ならば、
この本を読み、
理解し、
議論することができるという本です。
日本の多くの家、
職場、
大学などの学校、
メディアで共有されている一般的な考え方とは異なる視点で、
日本とアメリカの関係を考え、
日本が戦った戦争の意味を考え、
日本の国民性を考え、
アメリカの国民性を考えるための材料を与えてくれる本と言えるでしょう。
本のタイプとしてはエッセーに含まれると思います。
話題は多岐にわたっており、
TPP、
日米関係、
アメリカの情報戦略、
アメリカの戦争の残虐性、
戦時売春婦（慰安婦）、
韓国の反日行為の非文明性、
異常性などが言及の対象になっています。
日本国民の国民性、
大東亜戦争の大義を肯定する立場から、
これらの話題に一定の説明がなされています。


日本語で「大東亜戦争」と書かれている語は、
英語では The war とか、
Pacific war と書かれています。
「大東亜共栄圏」は、
Co-Prosperity sphere と書かれています。


二カ国語版ということで、
日本の立場を英語で主張するための知識や論理のベースを持つことができるというメリットがあると思います。
実際には、
一人のアメリカ人が述べた内容をそのまま借りてきて済ませるということはできません。
この本の内容を一つの意見として、
より多くの日本国民が事実を調べ、
意見を出し合い、
議論する中で、
他の世界のさまざまな地域の人々の意見も参照しながら、
日本国民が自分たちのアイデンティティを確認し、
対外的な主張を行うという方向だと思います。