人助けはできない。できるのは人殺しだけなんだよ。

４巻目に入り
相変わらず、
個性豊かな殺し屋キャラの登場。


このシリーズは
残虐シーン連発と乙女ゴコロ満載という
あえてミスマッチな組み合わせが同居する点が
魅力のひとつ。


敵役のブロンコ・マスクにしても
ターゲットが抱いている子猫を心配して
相手を殺すのを躊躇するなど
童女の心と残虐嗜好が同居している
不思議なキャラ。


そうした意味では
フランチェスカこと、
まいんも
童女満載の殺し屋。


でも対照的に
相棒のバレットこと、
るしあは
一緒にパジャマパーリーした相手でも
チャンスがあれば躊躇なく殺しにかかるなど
プロに徹する冷静な性格。


このあたりの個性の違いが
殺し屋女子高生コンビの最大の魅力。


ブロンコ・マスクも
ヘル・モスキート同様
シリーズを通してのキャラになるかも。


それでも今回のラストは
シリーズ中、
最も切ないものだった。