いつもながら軽妙な文章で巧みに語られる卓見と雑学が満載されている。
主として08年から10年央までの間に新聞、
雑誌等に発表された書評や随筆および文庫版に寄せられた解説などが5つのカテゴリ(1. 評論的気分、
2. 書評35本、
3. 随筆的気分、
4. 推薦および追悼、
5. 解説する)に分類されて掲載されている。
どの分野も軽妙な文章で巧みに語られる知の巨人の卓見と雑学が満載されている。


著者は名うての書評の名手(戦後数年経ったころにイギリスの雑誌が入ってきたときにその書評欄の充実ぶりに舌を巻き、
「それを読んで、
イギリス文化の底力を目のあたりに見たやうに感じ」た著者は、
「日本の書評をこのくらゐ水準の高いものにしなくちゃならない、
と志を立てた」と本書の306ページにある。
)であると同時に弔辞をはじめとする挨拶の名人としても有名だ。


本書で個人的に最も満喫したセクションは、
正にこの書評の名手・弔辞の名人を面目躍如とばかり同時に演じている趣のある5. 所収の「まぼろしの電話」、
「健啖家にして美食家」および「わたしは彼女を狙ってゐた」(それぞれ大野晋、
篠田一士および米原万里各氏の文庫本への著者による解説)だ。


「結婚したことがなくて、
それなのに結婚生活をうまく書いた作家はゐますか?」との大野氏の問いに対して著者が即座に答えるクダリ、
篠田氏の奥方が「結婚して驚いたのは一日中、
本ばかり読んでいることだった」と語ったとき丸谷氏の奥方が「あたしは何よりよく眠る人なのでびっくりした」と答えたという挿話(および本書中での著者のコメント)、
現代日本の書評文化における米原氏についての記述などなど著者だからこそのエピソード、
思い、
知見で一杯だ。
星のあひびき (集英社文庫)

その他の感想

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楽しかったです(^○^)
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プログラミングコンテストへの挑戦とアルゴリズムの習得
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小さなアラはありますがかわいいので良し。
梱包されている袋が・・・
もう少し、ボリュームが欲しい
極めて悪い、マンガ本
243J最高!
まあまあ…
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