立憲主義の否定
安倍政権が現在、
最も力を入れてきている憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認が、

どういう発想から生まれてきたものかのか。
を本書では「国家安全保障基本法案」の条文を一つ一つ
チェックしながら明らかにしていくという手法で、
安倍政権の危うさを浮き彫りにしています。


安倍首相は演説で「私の愛する国を積極的平和主義の国にしようと決意しています」と述べていますが、

本来「積極的平和主義」が意味するところの「構造的に暴力のない世界を目指すこと」とは真逆に当たる
「軍事力を拡大し自衛隊の国防軍化を目指すこと」が安倍首相のいう積極的平和主義であることは、

そのまま平和憲法として親しまれてきた日本国憲法の完全否定につながっています。


実は安倍首相は7年前にも「我が国を取り巻く安全保障環境は格段に厳しさを増しており・・・」と発言しており、

現在もまた「我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており・・・」と述べていることからわかるように、

常に一貫して国民の安全保障に対する危機意識を煽ってきているのです。


そこには、
憲法は政治を縛るものであるという「立憲主義」の精神を完全否定するための執念のようなものが感じられます。

安倍首相の意向が、
たとえ憲法の道理には合わなくとも、
国民の支持を得ているという体をとって、

半ば詐欺的に立憲主義そのものを無きものしようとしているのが現実です。

そこには合理性や論理性がまったく重視されない「私が最高権力者である」という独裁的な志向が伺えます。

つまり国会は議論を重ね、
政策を決定する場ではなくなり、
基本的に安倍首相のやりたい放題やっても
誰も文句が言えないような場所になりかねない土台が出来上がるというわけです。


そしてそれが国民にとっての安全保障をますます危うくするであろうということは、
ちょっと考えてみれば、

誰もが気づくことであり、
今なし崩し的に集団的自衛権を憲法解釈変更で認めさせては断じてならないのです。
国家安全保障基本法批判 (岩波ブックレット)

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