北原怜子の「自我」が砕かれるまで描いた、秀逸な児童書
これも、
私が何度も愛読している児童書です。

「アリの街のマリア」で有名な「北原怜子」さんの児童用自叙伝なのですが、
わかりやすい中にも、
大人が読んでも「はっ!」とさせられる、
あの北原さんでも「自我を砕かれる」体験をなされたことを、
子供でも十分判り易い平易な言葉で書かれています。


一つ目は、
怜子がアリの街の子供たちを修道院のクリスマスに呼び、
ご馳走をした後、
アリの街の会長さんに「だから私はクリスチャンと言うものが大嫌いなんだ」と言われるシーン。


「貴女がなさったことは、
ただご自分が『アリの街の子供たちに美味しいご馳走を食べさせた』と言う、
自己満足でしょう?だから私はクリスチャンが大嫌いなんだ。
本当に貴女がアリの街の子らを思うのなら、
今日子供たちに食べさせたご馳走を、
365日いつでも子供たちが食べられるようにしてあげるのが、
本当の慈善では無いですか?貴女のはただの自己満足です」

二つ目は、
療養中に、
新しい子供たちの先生がアリの街に住むようになったこと。

怜子は「私こそがアリの街のマリアなのだ」と言う自負をこてんぱんに砕かれます。
「ああ、
私が居なくても、
子供たちにはちゃんと私のほかに先生が居るのだ。
神様が私のおごった心を罰せられたのだ」と涙ながらに悔い改め、
これまでの自分を褒め称えた新聞記事や全てのスクラップ記事を全て焼き捨て、
一人礼拝堂で悔い改めの祈りを捧げるシーンは圧巻です。


お子さんと一緒に、
大人も読める、
平易であたたかい児童書です。


たくさんの方に読んでいただくことを祈りつつ・・・。
アリの街のマリア―北原怜子の生涯

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