ふつうの判断とビリーバーの考え方の差

こういうジャンルは、
「常識」とか「従来の科学」の目線で批判や否定をするのは簡単であるが、
大事なのはいかに事実にもとづいて判断するかだと思う。
この本では、
そういう具体的な事実をもって古代文明にまつわる都市伝説的なものの正体を明かしているが、
それに異を唱える信者（ビリーバーというらしい）たちの見解は、
その指摘に対して「事実は違う」というのなら、
まともな議論が成立するが、
頭から盲信することしかしていないので、
話にならない感じがする。


具体的に言えば、
聖骸布、
ブレラストーン、
ノアの箱舟の発見、
クリスタルスカルなど、
有名だけれどもまったくまともな根拠がないものがいかに多いことか

と学会的な嘲笑的なノリだけでなく、
ちゃんとした検証になっているこの本は有意義だと思った

価格がこれなので、
紙の質はわら半紙みたいです