V15TYPE3用ＳＡＳ針について

最初JICO製の楕円針ＶＮ３５ＨＥを使用しましたが、
使用１５０時間を超え高域が落ちてきた為、
ＳＡＳ針を購入しました。
ＳＡＳ針はＨＥ針のメリハリの効いた音に加え、
帯域が広く今まで聞こえなかった細かな音まで再生でき、
とても音楽的な音がします。
ＳＡＳ針は寿命が５００時間と長くお得で、
もう純正ＶＮ３５ＭＲは音がひ弱で聴くに堪えません。
　　
注意点としてカッティング針に近い形状の為、
古い針で音溝に擦り込んでしまったホコリを削り出す為、
針先が汚れ易いです。
こまめに針先の掃除が必要です。
さもなくば左記の方法でレコード盤の溝掃除を行うと、
再生する時針先の汚れを気にせずに再生できます。
場合によっては古いレコードのスクラッチノイズも減ります。
　溝掃除の方法　’１．再生する盤面にaudio-technicaのレコードクリニカ交換液を数滴垂らしクリニカ本体でz全面に広げます。
’２．乾くまでレコードクリニカで盤面を拭きます。
（この作業で静電防止剤を擦り込む為次回以降ゴミホコリが付きにくくなります。
）’３．通常に再生しますが、
音溝のホコリを通常以上に削り出す為、
針先がすぐ汚れます。
音が歪んだと感じたらこまめにaudio-technicaのスタイラスクリーナ−で針先を掃除し、
再生を続けます。
’４．片面終了まで以上の作業を行うと、
次の再生からホコリの削り出しは気にならず、
片面スムーズにノイズが少なく再生できます。
　以上参考まで。