N響楽団員による留学経験エッセイ
2013年2月、
長年に渡りN響のレベル向上に尽力したドイツ人指揮者ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏が亡くなった。

その際、
NHKは、
氏が最後にN響を振った際の公演を追悼番組として放映した。
楽曲はベートーヴェンの交響曲第7番。
氏は、
老体に鞭打ち、
椅子に座ったまま最後までタクトを振った。

その番組の最後に、
N響の数人のメンバーが氏との思い出を語るシーンが流されたが、
目に涙をいっぱいに溜めて思い出を語ったひとりがこの本の著者、
茂木大輔さんだった。

あらかじめこの公演が氏との最後の共演となることを知っていた楽団員にはそれぞれに思いがあったことだろうが、
茂木氏は、
ベト7の最終楽章のラストに差し掛かったところで、
「この曲が終わらなければいいのに…、
と思っていた。
涙がこぼれそうになるのを必死にこらえ、
一生懸命吹いた」と語っていた。

私は、
ライブでN響を聴きに行くことはよくあるが、
楽曲と指揮者にこだわり、
楽団員にはあまり興味がないほうである。
しかし、
あのシーンを見て、
茂木さんを”魅力的なひとだなぁ”と感じた。

この本には、
茂木氏が演奏旅行に出かけ、
その際にホームスティした家の少女からもらった贈り物(「贈り物」とは何かは本をよんでください)の話やシュトゥットガルト・フィルとの別れのシーン、
東京公演の不思議な縁、
オーディションでの出来事などなど、
茂木さんがドイツに留学していたさいの様々な経験が、
まさにエッセイのタッチで表現されており、
茂木氏に親近感を感じるとともに、
チャレンジ精神豊富な尊敬の対象としても感じられるのではないでしょうか。

クラッシックの好きな方にはぜひおススメしたい1冊です。
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