もはや…。

ライフル、
ドリル、
ときて剣。
後には某殺人牧師の持っていたかのような「グレイヴアームズ」が控えるヘヴィ・ウェポンシリーズの第三弾はやはり馬鹿馬鹿しいまでのでかさです。

合体時には長さ24センチに及ぶサイズは、
もはや持たせる前提のデザインとは思えない…。
私個人の楽しみ方としては、
純粋に「武器のプラモデル」として作ってる感じです。
ボフォースやら、
アハト・アハトとかを作ってるような…。


キット内容としては
・片刃剣×1
・斧×1
・ナイフ×4
・ロンググリップ×1
・グリップ3種×2
・推進装置？×2

が入ってます。


中心になるのは斧で、
先端に片刃剣を付け、
ロンググリップを連結し、
峰にナイフをさせば巨大な片刃剣の完成。

ちなみに斧はブレードだけ外して手持ち仕様にすることもできます。


さらに二個買いして峰会わせで合体させれば、
両刃のベルセルクの竜殺しの剣のような重巨剣へとクラスアップ。


組み立てただけではグレーのプラの塊なので、
エッジやビス部分をシルバー、
ダクトや凹部をブラックに塗り分け、
つや消しとグロスで素材感を演出すれば、
更に重厚さが増します。

あと、
エッジ部にはややヒケがあるのでヤスリで面出ししておけばメタリック塗装したときの見映えが一段上になります。

前の2キットと比べて目立つ会わせ目もなく、
塗り分け箇所もマスキングが容易なのも助かります。


難点としては、
片刃剣の折り畳みギミックがやや弛めなうえ、
完全に２つ折りにはならないことと、
ナイフを挿す片刃剣の峰の3ミリ穴が完全な円形でないために、
キットのままではナイフがまっすぐ取り付けられないこと。
後者はヤスリで微調整することで改善できます。


ノンスケールで原作無しのキットですので、
自分で自由に遊ぶことの出来るキットです(私はスラスター的なものが付いてるので対艦突撃剣だと思ってます)。

こういう楽しいキットはどんどん出るといいですね！