「演劇の世界」の人が「世界の演劇」と向き合って
平田オリザというと、
何を思い浮かべるか。

あまりに多分野で活躍していることもあり、
他人に説明しづらい。


「大学教授」
「鳩山元総理のスピーチライターをした人」
「小説を書いて堺雅人に帯で激賞された人」

どれも正解だが、
不十分だ。


劇団「青年団」の主宰であり、
代表作『東京ノート』では、

「演劇界の芥川賞」と評される岸田國士戯曲賞を受賞。

以降、
多くの演劇論集を上梓。
井上ひさしとの共著による
「ことば」をテーマとした著作も多い。


平田氏は、
行政の分野にも発言を続ける。

新国立劇場の問題点や、
地域自治体における演劇活用の重要性など。


大学教授としても活躍し、
多くの演劇人を育ててきた。

桜美林大学出身の中屋敷法仁、
藤田貴大などはその一例だ。


大学教育に限らない。

青年団演出部出身者(現職も含む)には、
錚々たる顔ぶれが並ぶ。

前田司郎、
岩井秀人、
多田淳之介、
松井周などなど。


これまでもあらゆる書籍を上梓してきたが、

演劇を基点に「コミュニケーション」を論じた
『わかりあえないことから』が、
ベストセラーとなった。


本書はたしかに、
あらゆる人々に有効な良書だが、

演劇人としての側面よりも「文化人」としての氏を前面に出してしまった。


そして、
本書『世界とわたりあうために』である。

平田オリザと劇団「青年団」の海外公演でのエピソードが詰まった一冊だ。

劇団の海外展開というのは一筋縄ではいかないことが伝わってくる。


文章は、
非常にセンチメンタルだ。
泣ける箇所もあるが、
未読の人のために割愛。

それでいて、
ついクスッと笑ってしまうエピソードも、
ちらほら。

そのさりげなさは、
平田オリザの演劇そのものだった。


平田オリザという存在は、
あまりに多面的で、
わたしたちを惑わせる。

「大学教授」「内閣官房参与」といった肩書きよりも前にあるべきは、
世界とわたりあうために (一般書)

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