臨床に対する姿勢が変わる一冊

認知行動療法の源流である行動分析を臨床で用いるための入門書。

最近は，認知行動療法の技法を集めた軽い本が多い中で，この本は実に読み応えがある。

介入技法というよりは，アセスメントを徹底する上で，認知と行動の機能をいかに適切に捉えるかを非常に分かりやすく書いてある。

認知と行動を「行動分析」という１つのモデルで説明できるため，介入方針が極めて立てやすい。
臨床実践をされている人には必読書。