100円から始めるClojure

　最近になって、
Clojureを勉強し始めました。
最近になって、
にわかに流行り始めたClojureですが、
まだまだ日本語の情報は少なく、
またどちらかといえば既にClojureを注目している人に向けた本が多いというのが現状です。


　著者は「はじめに」で、
「Clojureが始めての関数型プログラミング体験だった」と述べていますが、
まさにそのような「関数型言語、
あるいはLispは気になっていたけど……」という段階の人の後押しになる内容だと思っています。
なぜなら、
自分が、
日々Clojureが、
Lispが持つパワフルさを損なわず、
書きやすい文法として工夫されているからだと実感しているからです。
また、
内容もリバース（オセリと名付けられていますが）のようなゲームを実装しているところにも、
面白さを感じます。


　なにはともあれ、
100円なので、
えいやと勢いで買ってしまっていい本だと思います。
特に、
Clojureが気になっていたんだけど……と足踏みしている人に、
むしろ「買っちゃえ買っちゃえ」とお薦めしておきます。