望ましいと感じるかどうかは好みだが、その効果は大

電源環境が悪く電源波形歪起因の高調波によりアンプ内部等で音声信号が混変調を受ける場合や音楽ソースに高域ノイズが含まれる場合には、

これらがかなり除去され、
結果、
音場の立体感が増す効果が感じられます。

逆に、
能動型クリーン電源を用いてハイエンドクラスのアンプで最近の優秀録音の音源を再生した場合には、

再生される本来の超高域成分が本機に喰われてしまい、
解像度の低下や音像のシャープさの喪失を感じます。

ただ、
このような再生では、
クラシック演奏会場の聴衆席で実演を聴く場合にはありえないような解像度や音像定位なので、

本機によりオーディオ的快感は減じられるものの、
実演に近くなるという見方もできます。


本機の効果は、
例えて言えば、
ビールやワインを適量飲んだ後でオーディオを聴いたときに感じる音に近いという感じです。

アルコールにより高域の聴覚が少し麻痺することが主要な原因と思われますが、
音楽的には望ましい方向でしょう。

酒には気分を良くする効果もありますが、
本機で類似の効果があるかは現時点では実感できていません。


なお、
本機付属ACアダプターのプラグの挿入方向で効果が異なり、
間違った向きに挿入すると殆ど効果が現れません。

このことから、
本機の発振する電磁波が電源ラインに漏出することによりオーディオ機器が影響を受け、

効果を発するのかと思い（某社のサブウーファーで経験あり）、

単三乾電池を８本直列につないだ、
商用電源から独立した電源で本機を作動させてみましたが、
同等以上の効果がありました。

メカニズムはわかりませんが、
この電磁波が使用者の脳に直接影響を及ぼしていると解釈するしかないかと思っています。