ねじ外し剤と併用して、手の限界を引き出せた

ドライバーで外せなかった５mmナベ頭ねじを取り外すために購入した。

約半数は取り外せた。


残りはザウルスの歯が滑って取り外せなかった。

歯を確認すると歯の縦溝の山がつぶれて高さが半分近くになっていた。

ねじの材質はステンレスで、
ザウルスより柔らかい材質であるが、
ザウルスの食い込んだ歯先の強度がねじの固着力より低く、
削り取られてしまった様子。

山がつぶれ（削れ）て平らな部分が増えると、
つぶれの進行は止まるものの、
歯が滑ってねじに手の力が伝わらない。


ホームセンターで購入したねじ外し剤（滑り止め）を併用したところ歯の滑りはなくなった。

これで、
手の力は限界までねじの取り外しに伝えることができた。


最終的には、
インパクトドライバーを購入して、
すべてのねじを取り外すことができた。


【ねじ取り外し能力のまとめ】
・ねじザウルスは、
ドライバーの約2倍（握り部分の直径比）で、
トルクはせいぜい10数Nm（握力などで相違）
・インパクトドライバーは、
トルク100〜150Nmで、
ねじザウルス（人の手の力）の約10倍

【その他】
ホームセンターでは、
ねじザウルスがねじ外し剤と一緒に展示されていた。

展示見本のねじザウルス歯の縦溝の山は半分近い高さになっていた。

ねじザウルスを使用していると縦溝の山がある程度つぶれてしまうと思っていた方がよいようです。