ソフトあっての周辺機器

僕はどちらかというとレトロゲームをいまだに中心にプレイしているので
今のゲーマーの流行的な感覚からは少しずれていると先に断っておきます。

そんな自分にとってDL専用タイトルのD4は本当に素晴らしいゲームだと思いました。


キネクトというよりD4のレビューになってしまうかもしれませんが
ダンスやフィットネスだけでない、
キネクトの魅力をようやく感じられたのです。


360のインスタントブレインをキネクトで遊んだ時は残念ながらあまり意味のある操作ではないと感じましたが
D4は全く違います。


D4はノベルタイプのゲームではなく
古典的な探索要素のある日本のADVのスタイルです。

一本道のゲームではありますが、
凝った収集要素や遊び心のあるサブイベント(というか寄り道)が多い所に
昔ながらの和ゲーらしい楽しさが詰まっていると思います。


まず基本動作である手をかざし対象を「調べる」という事
探索において、
この行為は自然な動きだと思います。
無理矢理操作をキネクトにしているものではないです。

動きの少ないADVだからこそ、
このテンポといいますか、
操作のクセと相性が合うんだとも思います。

(ちなみにこのゲームはそれを逆手にとって瞬間的に調べさせることをやり込み要素にしている部分も一部あります)
移動の仕方も同じで行きたい場所のアイコンを調べることで場面を変えられるのもシンプルでいいと思います。

ただ「決定」のボタン操作に相当するのが手を握るという点だけは慣れるまでは手が疲れるかもしれませんが。


また、
いわゆるQTE要素もあるのですが、
これもキネクトだとよりずっと自然で苦にならないというか
やらされてる感は確かにあるのですが、
変な？ポーズを強制されるのはどこか笑える部分につながっているんです。

身体を少し傾けることによって視点を変えて隠れたアイテムを発見したりなどできる点も
地味ながら個人的には直感的でゲームの構造にあっている動作だと思います。

これらの土台がある上で他の細かい動作も全てキネクト操作にしたことで