人材育成理論をまとめた良書。もう一歩踏み込んだ提言を。
本書の前半は、
タイトルのとおり「内省」によってマネージャは成長する、
という趣旨の話。
後半はだんだんと話が発展して、
大人の学びや成長とか、
企業の人材育成の現状などに言及しています。


読後感としては主に以下の3点です。


1)新書ながらきちんとまとまっており、
人材育成を考える上で基本となる理論的なフレームワークが分かりやすく整理されています。


中原氏の以前の著作である「企業内人材育成入門」は、
記載されている職場の事例がピンボケで、
「やはり学者の人はこれが限界か…」と感じていました。


しかし今回の著作ではそうしたピンボケもあまり感じられず、
企業の実情をかなり踏み込んで把握されてきたことが読み取れます。
中原氏はセンスのいい方なのだと感じました。


2)ただ、
他のレビューアーの方も書いておられますが、
本書の内容は企業の担当者がこれまで考えたり議論してきたことを理論的に整理した域を出ず、
「その先の光景」を見せるところまでは行ってないのが正直なところかと思います。


そうした取り組みをしている企業ともっと連携し、
さらに深い研究と提言がなされることを望みます。


3)なお、
本書の中で著者が見落とされているのは企業の人事担当者の実情です。
多くの企業の人事部門において、
「人材育成」という仕事はメイン・キャリアとして確立されていません。


優秀な人事担当者は中堅・ベテランと成長するにしたがって、
人事制度設計、
労働法規関係、
あるいは組合対策といった「主流の仕事」についていきます。


結果として、
人材育成は入社間もない若手社員、
他部門からの異動者、
定年間近のベテラン社員などが「私の教育論」を頼りに、
暗中模索しながら取り組む破目になります。


本書の中で著者が指摘している頼りない人材担当者は、
そうしたことの現れと思います。


そうした意味で、
人材育成担当者を育てるための仕組み・人材・環境などについても、
踏み込んだ提言があればなおよいと思いました。
リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)

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