3種対策としては充分。

このシリーズを5回ほどまわして試験で全科目90点を以上取れました。

あと試しに受けた2種の1次試験も全科目合格してました（これは偶然の要素も強いと思いますが）。


○良い点

　無駄がないです。

　過去の試験に出た分野に依拠しているし、
例題も過去問から出ているので、
試験にとって無駄な部分はありません。

　他シリーズにあるような公式の導出の仕方は、
それ自体大切でも、
試験で聞かれることはないので不要だと思います。

　ページ数は他のシリーズとほとんどかわらないので、
情報量として相対的に劣ることもないです。


○わかりやすさ、
難易度について
　説明が足りなかったりわかりにくい部分がたまにでてきますがインターネットで調べる程度でわかることばかりなので、
あまり問題はないと思います。


　ちなみに「電験三種完全攻略」は正直何が書いてあるかさっぱりわかりませんでした（完全攻略が劣っているというわけではなく、
基礎知識がある人が総ざらいするには良いのでしょうが自分がそこに至らなかったという意味で。
）
　それよりはかなりやさしい記述だとは思います。


○総評
　私は過去問をつぶしていくという作業はせず、
何点取れるか確認＋傾向の確認のために3年分ほど解いただけなので、
実質的にこの本でしか勉強していません。

　「理論」に関しては、
これ1冊を充分に理解すれば落ちるということはまず考えられないと思います。