「明日の服」に迷うあなたへ の感想
参照データ
タイトル | 「明日の服」に迷うあなたへ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大草 直子 |
販売元 | 産業編集センター |
JANコード | 9784863111004 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » ファッション |
購入者の感想
こちらの本、書店で立ち読みした時、評価が別れるだろうなと思ったのですが、やはりでした。
洗練されたファッションに身を包んだooo誌っぽいスタイリングのファッション誌を期待されて購入された方には★1つの評価も無いでしょう。
でも、この本のコンセプト、ファッションとは(…と言うより『装うとは』)何かと言うことを「考える」事を目的に購入された方には★5つになる本だと思います。
なので、立ち読みではこの本は理解出来ないと思います。
紙面に載っているセンス溢れるコーディネートをそっくり真似しても自分には似合わないしおしゃれな女性には見えないのは皆さん解っていらっしゃると思います。
その人にあった『バランス』が大切なのだと第1章の冒頭に出てきます。
体型とのバランス・場所とのバランス・他者とのバランス・恋人友達妻母娘上司部下など役割としてのバランス…自分と向き合うこと、自分の個性を知ること(背の高さ、肉のつき方、肌の色、目の色、どう言うことを大切に生きているのか…もっと…)、きっとヨーロッパの子供達は親や環境からセンスとして身につけていく装いの基本を、この本で大草さんは洋服史100年の私たちに指南してくれている。
それは「自分で考える事」無しには身につけることは出来ないのです…と。
「私たちは毎日全く違う印象の服を着る必要はない」
確か三尋木さんもそう書いていらっしゃいました。そして、菊池京子さんの私服コーディネート本も正にその通りだなあと。
知的な作業を放棄せず、繰り返し行う事が出来る人が「わたしのおしゃれ」を見つける事が出来るのでしょうね。
大草さんの本で一番好きな本になりました。
洗練されたファッションに身を包んだooo誌っぽいスタイリングのファッション誌を期待されて購入された方には★1つの評価も無いでしょう。
でも、この本のコンセプト、ファッションとは(…と言うより『装うとは』)何かと言うことを「考える」事を目的に購入された方には★5つになる本だと思います。
なので、立ち読みではこの本は理解出来ないと思います。
紙面に載っているセンス溢れるコーディネートをそっくり真似しても自分には似合わないしおしゃれな女性には見えないのは皆さん解っていらっしゃると思います。
その人にあった『バランス』が大切なのだと第1章の冒頭に出てきます。
体型とのバランス・場所とのバランス・他者とのバランス・恋人友達妻母娘上司部下など役割としてのバランス…自分と向き合うこと、自分の個性を知ること(背の高さ、肉のつき方、肌の色、目の色、どう言うことを大切に生きているのか…もっと…)、きっとヨーロッパの子供達は親や環境からセンスとして身につけていく装いの基本を、この本で大草さんは洋服史100年の私たちに指南してくれている。
それは「自分で考える事」無しには身につけることは出来ないのです…と。
「私たちは毎日全く違う印象の服を着る必要はない」
確か三尋木さんもそう書いていらっしゃいました。そして、菊池京子さんの私服コーディネート本も正にその通りだなあと。
知的な作業を放棄せず、繰り返し行う事が出来る人が「わたしのおしゃれ」を見つける事が出来るのでしょうね。
大草さんの本で一番好きな本になりました。