大人のための読書の全技術 (中経出版) の感想
参照データ
タイトル | 大人のための読書の全技術 (中経出版) |
発売日 | 2014-08-01 |
製作者 | 齋藤 孝 |
販売元 | KADOKAWA / 中経出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » 思想・社会 » 思想 |
購入者の感想
12年前。
『3色ボールペンで読む日本語』と『読書力』に出会い、
学の無い私に読書をすることや学ぶことの楽しさ、
悦びを教えてくれた斎藤孝先生。
実際にお会いした事はないですが、
私の中では私淑する人物の一人です。
(「私淑」という言葉を知ったのも先生の著書からでした)
他の方のレビューでもありましたが、
先生の著書を良く読まれる方なら、
全体的な内容で特に目新しい主張は無いと思われるかもしれません。
「頭」だけで読書をする、というよりも、
「身体」や「5感」を使って能動的に読書をする
「役に立つ読書」の提案は十数年前から一貫して変わらないが、
本著でも少し述べているが、最近では「快楽の読書」である、
時間をかけてじっくりと「味わう」読書スタイルも提案している。
現代社会で生き抜く為に現実的には前者の読書スタイルが必然だが、
先生の理想としては後者の読書スタイルを望んでいるのではないか、と感じた。
本著で私が特に「緑ライン」だったのが、
先生が自宅の壁に沿ったスペースが
ほぼ全て本棚になってしまい家族から顰蹙を買っている、
という箇所だ。
先生は本著でその事に対して申し訳ないと詫びている
…..が、しかし最後に
「たくさんの本ごと本棚を捨てるという選択肢は、私にはありません」!!
とキッパリ言いきる部分に斎藤先生の迸る「読書愛」を感じた。
余談だが、個人的に斎藤先生の書斎はどうなっているのかとても気になる。。。
『日経アソシエ』辺りで特集とかやってもらえないかと密かに期待しています。
あともうひとつ。
斎藤先生は他者の著作のレビューはよく見るそうですが、
ご自身の著作のレビューは一切見ないそうです。
理由は、もし誹謗中傷が書いてあったらいやな気持ちになるから、だそうです。
斎藤先生の人間くさい面が垣間みえて、親近感が沸きました。
『3色ボールペンで読む日本語』と『読書力』に出会い、
学の無い私に読書をすることや学ぶことの楽しさ、
悦びを教えてくれた斎藤孝先生。
実際にお会いした事はないですが、
私の中では私淑する人物の一人です。
(「私淑」という言葉を知ったのも先生の著書からでした)
他の方のレビューでもありましたが、
先生の著書を良く読まれる方なら、
全体的な内容で特に目新しい主張は無いと思われるかもしれません。
「頭」だけで読書をする、というよりも、
「身体」や「5感」を使って能動的に読書をする
「役に立つ読書」の提案は十数年前から一貫して変わらないが、
本著でも少し述べているが、最近では「快楽の読書」である、
時間をかけてじっくりと「味わう」読書スタイルも提案している。
現代社会で生き抜く為に現実的には前者の読書スタイルが必然だが、
先生の理想としては後者の読書スタイルを望んでいるのではないか、と感じた。
本著で私が特に「緑ライン」だったのが、
先生が自宅の壁に沿ったスペースが
ほぼ全て本棚になってしまい家族から顰蹙を買っている、
という箇所だ。
先生は本著でその事に対して申し訳ないと詫びている
…..が、しかし最後に
「たくさんの本ごと本棚を捨てるという選択肢は、私にはありません」!!
とキッパリ言いきる部分に斎藤先生の迸る「読書愛」を感じた。
余談だが、個人的に斎藤先生の書斎はどうなっているのかとても気になる。。。
『日経アソシエ』辺りで特集とかやってもらえないかと密かに期待しています。
あともうひとつ。
斎藤先生は他者の著作のレビューはよく見るそうですが、
ご自身の著作のレビューは一切見ないそうです。
理由は、もし誹謗中傷が書いてあったらいやな気持ちになるから、だそうです。
斎藤先生の人間くさい面が垣間みえて、親近感が沸きました。